コワーキングシェアオフィスAGORAとたましん地域/未来共創センター me:rise立川は
2023年5月20日(土)よりビジネスコンテスト『LEVEL UP STAGE 2023』チャレンジャーを募集。
約5カ月間にわたり、70名以上の審査を終え、ついにファイナリスト12名が決定いたしました✨
いよいよ、2023年12月19日(火)最終審査会にてme:riseブロック・グランプリが決定します。
本日はLEVEL UP STAGE 2023、通称”レべステ2023”に残った
ファイナリスト12名をご紹介していきます。ぜひご覧ください☺
me:rise立川ブロック・ファイナリストNO.7 岸本 祐樹(きしもと ゆうき)
■所属 / 役職
HENJIN School / 代表
■今回のビジネスアイデアをひとことで表すと、、?
地方の広大な空き地を利用した、
「やりたい」を「できる」に変える
秘密基地。
子どもたちの夢の実現に向けた
物語の一ページ目がここから始まる。
■ビジネスアイデアを思いついたきっかけは?
最寄り駅まで20km、夜はカエルの大合唱か暴走族の大合奏。
そんな静かでも賑やかでもある片田舎の小さな町で、
サッカー少年として青春時代を過ごし、高校では茨城県代表として全国大会に出場。
その後、大学入学と同時に田舎を離れ、生命科学の沼にハマり研究者の道へ。
医学部で博士号を取得後、アメリカに渡り世界トップレベルのラボで研究に没頭。
その中で感じた世界との差、何かアクションを起こさないとと感じ帰国後、
日本の将来を担う子どもたちへの教育に関連したことで
自分の経験を還元できる道がないか模索していた。
そんなある日、産廃業者から実家の広大な土地に目を付けられ、
執拗な営業に心揺らいだ父親から相談を受ける。
メディアで騒がれている空き家問題が一気に自分事として降りかかり、
6000坪の土地の行方に頭を悩ませていた。
別の教育支援の事業化に向けてレベステに応募していたが、
AGORA代表の長谷部さんとの壁打ちの際に、
その土地を活用した地方の子どもたちへの教育支援の道が見えてきた。
■ズバリ見どころは?
地方の空き家、空き地を利用した学校とは少し違う、
勉強の得意な子も苦手な子も一緒になって自分のやりたいをカタチにする場所で、
それぞれの好きを深堀り、個性を磨き強みに変える教育支援をしたいと考えています。
一方で、地域住民や地元企業、および大学などとの連携によって、
社会との接点を作り、地域一丸となって子どもたちの挑戦を応援し、
継続的に成長を見守る仕組みを作っていきたいと思っています。
近年のデジタル化によって教育業界に関しても合理化と効率化が飛躍的に進み
機械的に知識を得られるようになった反面、
想いや熱量が直に伝わる距離で人から物事を学ぶ機会が失われつつあります。
人と人とのリアルな繋がりの中で心が動かされるような体験をし、
その人の生き様や志、人生観を学ぶことの大切さを今一度見つめ直す
そんな人間くさい暖かみのある場所にしていきたいです。
■ビジネスアイデアについて悩んでいる・行き詰っていることはありますか?
イノベーション人材の育成や価値観の多様性が重要視されるなか、
いまだ根強く残る偏差値至上主義の学歴社会。
そんな中、ChatGPTや生成AIの誕生により質問すれば瞬時に答えが返ってくる時代に入り、
仕事が置き換わり社会で求められる人材が変化しつつあります。
教育に関しても時代の変化に合わせて変わっていく必要があり、自分で考え、
問いを立て、行動できる人材の育成が急務と考えていますが、
これに対する世間の理解を得ることと共に、それを伝播する方法に工夫が必要だと感じています。
一方で、事業の持続性と成長性を描けるモデルの構築と、
協力者がボランティアにならないようなwin-winの仕組みを作っていくことが直近の課題です。
成功事例や失敗事例を学び、先輩起業家さんたちのアドバイスを取り入れながら
試行錯誤していきたいと思っています。
■意気込みをお願いします!
地方だからできる地方の強みを活かした地方の人たちと共に作り上げる新たな価値の創出。
利用価値のなかった空き家、空き地に子どもたちの好奇心や探究心を育成する場を作ることで、
多くの人たちが行き交う地域のHUB として新たな出会いや発見が生まれる、
そんなワクワクするような未来を作っていこうと思っています。
そんな岸本祐樹さんのプレゼンテーションが見られるのは
2023年12月19日(火)の最終審査会me:riseブロック!
ぜひ応援よろしくお願いします✨
最終審査会についての詳しい情報はこちらから
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